
クイズの答
映画や動画の生みの親は、トーマス・エジソンもしくはリュミエール兄弟と言われています。
1890年にエジソンが「キネトスコープ」を発明し、1895年にリュミエール兄弟が「シネマトグラフ」を発明しました。この二つの発明を皮切りに、次々と映画の装置が発明され、爆発的に世界に普及したのです。
しかし、アメリカのワーナー社が有声映画(トーキー)を実用化させる1929年までは、動画に音を加える技術がなかったため、動画は無音の「無声映画(サイレント映画)」の時代でした。
しかし、当時の人々は様々な工夫をして、この「サイレント映画」を楽しんだのです。
映画館の中には楽団がいて、生演奏を聴きながら映画を楽しみました。さらに、日本では巧みな話芸で映画の内容をわかりやすく、面白く、観客たちに伝える「活弁士」が活躍しました。大正末期の全盛期には、日本国内に8000人近くの活弁士がいたそうです。
そして映写機でスクリーンに映画を投影してくれる映写技師も大活躍しました。楽団、活弁士、映写技師のパフォーマンスで、人々は「サイレント映画」を楽し
んだのです。
このちょっと贅沢でレトロな映画館を、「U−25サイレントフィルムフェス」で再現します!今回は、楽団はいませんが、国内外で大人気の活弁士と映写技師がやってきます!
活弁士の迫力あるライブパフォーマンス、映写機と映写技師による重厚感あふれるフィルム上映・・・
大正、昭和初期のレトロな映画鑑賞をぜひご堪能ください。


